交流コーナー
【中国語流行語解説】「赢麻了(yíng má le)」とは?
最近よく見かける「赢麻了」
中国のSNSや動画サイトを見ていると、「赢麻了(yíng má le)」という表現を目にすることがあります。
株式投資、ゲーム、スポーツ、さらには日常の雑談まで、さまざまな場面で使われるこの言葉。
直訳すると少し不思議ですが、実はとても「今どき」な中国語流行語です。
「赢麻了」の意味とニュアンス
赢麻了は、もともと
- 赢:勝つ
- 麻了:しびれる/感覚がなくなる
実際の意味は
「勝ちすぎて感覚がマヒするほどだ」
「圧勝しすぎてもう何も感じない」
日本語にすると、例えば:
- 「勝ちすぎて笑いが止まらない」
- 「もう大勝利すぎて現実感がない」
といったニュアンスになります。
誕生の経緯と使われ方
誕生の背景
この表現は、ネットゲーム・投資界隈・配信文化から広まりました。
特に:
- ゲームで連勝したとき
- 株や仮想通貨で大きく利益が出たとき
- 相手との差があまりにも大きいとき
に、やや誇張・自虐・ネタ混じりで使われます。
ポイント
重要なのは、
- 本気の自慢というより
- 「冗談半分」「ノリの表現」
という点です。
例文で理解する「赢麻了」
① ネット・雑談
这把真的赢麻了。(今回の試合、勝ちすぎたわ。)
② 投資・仕事
最近行情太好了,真的赢麻了。(最近相場が良すぎて、儲かりすぎだ。)
③ 冗談・皮肉気味
你是又赢麻了,我们陪跑。(また君の圧勝か、こっちは引き立て役だよ。)
講師コメント
「赢麻了」は、教科書には載らないが、現代中国語を理解するうえで重要な表現です。
こうした流行語を知っていると、中国の若者文化、SNSの空気感、会話のニュアンス
が一段と分かるようになります。「意味は分かる」から「使われ方が分かる」へ。
それが、実用的な中国語力につながります。
次回予告(講師コラム)
次回は「内卷(nèi juǎn)」とは何か?中国社会を映す流行語を解説予定です。