交流コーナー

2026-01-16 09:00:00

【中国語流行語解説】「赢麻了(yíng má le)」とは?

最近よく見かける「赢麻了」

中国のSNSや動画サイトを見ていると、「赢麻了(yíng má le)」という表現を目にすることがあります。

株式投資、ゲーム、スポーツ、さらには日常の雑談まで、さまざまな場面で使われるこの言葉。

直訳すると少し不思議ですが、実はとても「今どき」な中国語流行語です。

 

「赢麻了」の意味とニュアンス

赢麻了は、もともと 

  • 赢:勝つ
  • 麻了:しびれる/感覚がなくなる

 実際の意味は

「勝ちすぎて感覚がマヒするほどだ」

「圧勝しすぎてもう何も感じない」 

 

日本語にすると、例えば:

  • 「勝ちすぎて笑いが止まらない」
  • 「もう大勝利すぎて現実感がない」

といったニュアンスになります。

 

誕生の経緯と使われ方

 誕生の背景

この表現は、ネットゲーム・投資界隈・配信文化から広まりました。

特に:

  • ゲームで連勝したとき
  • 株や仮想通貨で大きく利益が出たとき
  • 相手との差があまりにも大きいとき

に、やや誇張・自虐・ネタ混じりで使われます。

 

 ポイント

重要なのは、

  • 本気の自慢というより
  • 「冗談半分」「ノリの表現」

という点です。

 

例文で理解する「赢麻了」

① ネット・雑談

 这把真的赢麻了。(今回の試合、勝ちすぎたわ。)

② 投資・仕事

 最近行情太好了,真的赢麻了。(最近相場が良すぎて、儲かりすぎだ。)

③ 冗談・皮肉気味

 你是又赢麻了,我们陪跑。(また君の圧勝か、こっちは引き立て役だよ。)

 

講師コメント

「赢麻了」は、教科書には載らないが、現代中国語を理解するうえで重要な表現です。

こうした流行語を知っていると、中国の若者文化、SNSの空気感、会話のニュアンス

が一段と分かるようになります。「意味は分かる」から「使われ方が分かる」へ。

それが、実用的な中国語力につながります。 

 

次回予告(講師コラム)

次回は「内卷(nèi juǎn)」とは何か?中国社会を映す流行語を解説予定です。